都電有楽町線

大学生が徒然なるままにつらつらと。

2018-01-01から1年間の記事一覧

師走

ケント紙が家になかった。 いや、ありはしたのだ。レモン画翠の袋に入って押しつぶされていたのが二枚。 ……当駅にて運転間隔調整を行います……前の電車……シンジュク駅にて………… どうして京王線と京王新線が全く別のホームなのにも関わらずこういうことが起こっ…

楽しい人生の過ごし方

「人生楽しんでるね」って最近よく言われる。 楽しんでるとも。 学校に行けば友達がいる。みんな可愛い。投げキッスもされる。楽しい。 バイトで小学生が一生懸命筆算している姿は国宝ものだ。ルートを完璧に理解した少年を翌日学校へ送り込むのかと思うとワ…

月曜日の話

課題をしている。 三週間前に出題された[芦沢邸の軸組模型製作]という課題。 着手したのは、日曜日の朝8時半。 数分前、屋根を除く部分が完成した。 隠さずに言おう。 私は模型作りが嫌いだ。やりたくない。 いや、違うんだ。 twitterとかによくいる文句…

100パーセント

受験がひと段落して、気づいたことがあった。 いつのまにか、ねじが戻っている。 油をさしたように、全てが潤滑だった。自分自身も、世の中も。迷うことなんてなかった。正解があるものとないものの区別が明確だった。実際、正解がある場合というのは、例え…

Siri

十月になった。秋だ。 夏の余韻はどこにもなく、ただ台風一過が台風一家だと思っていた頃を懐かしむ。 気にすることといえば、25号が都心を直撃し山手線を食い止めるか否か、26号はいつ頃やってくるのか、そのくらい。 後期が始まり数週間が経った。 月・火…

2018年9月11日

ひとつ、言ってもいいだろうか。 今日、私は19歳になったんだぜ!!!!!!!! よくわからないが、誕生日を迎えると言うのは最高だ。 19である。紛うことなきティーンエイジャーである。これほど素晴らしいことが他にあるものか。 素晴らしい一日を素晴ら…

九月

九月になった。 秋だ。 “ほらあの人ってシャープペンシルの考案者だし” 街ゆくサラリーマンがさらっと言う。 “JRって何番出口…?” 市谷に不慣れな慶応ガールが尋ねる。 “孫子くんも言うてるがな。『算多きは勝つ』” 本の中でゾウが説く。 “先生あのね、今日…

第三回帰京

パッとしないこの世界を変えよう 紙とペンでは描けないような 素晴らしい世界が待っているはず 帰省して7日。 ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、一人暮らしが懐かしい。愛おしい。 起きたらお昼になっていて、 とりあえずフルグラを食べてバイトに行って…

第三回帰福

ただいま絶賛帰省中である。 都会の喧騒から逃げるように、クソみたいな田舎に帰るのだ。嬉しい。 上野駅のニューデイズに入った時、氷結を買っているサラリーマンがいた。めっちゃいいじゃん!!と思った。 夏と氷結のカップリングが素晴らしいのかもしれな…

6月19日(火)

今日は珍しく近くのスーパーで野菜とお肉が安かった。 これは行くしかないと思って、5限をサボって、カレーを作った。幸せだ。 まあ24時間営業のスーパーの特売のために5限を切る意味はあまりないような気もするけれど。 今週は頑張らないウィークとして、…

水曜前夜

TOEIC600 点突破講座 TOEIC730 点突破講座 旅行業務取扱管理者 対策講座 消費生活アドバイザー 試験対策講座 2018 低層棟エレベーターをご利用ください ↗︎ エトセトラ……………………………………………… どうして"600"と"点"の間が空いてるのだろうかと考えて、まあそんなの…

5月29日 火曜2限

『ニュートンパースクエアミリメートルとなって…』 『セメント以外の鉄筋コンクリート材料は…』 何を言っているのかわからない単語が過ぎ去っていく中、私はこの授業の意義を見出そうとして、諦めた。 フィリピン語の映画を見ているような、昼ドラの最終回を…

全力疾走

時折、真っ赤なリップで全力疾走する。 街路樹の緑と唇の赤のコントラスト。 信号との駆け引き。 そしてどうしようもない爽快感。 春の終わりにふさわしく、夏の始まりにふさわしい。 きっとどの季節でも、どの時代でも、どこかを駆け抜けるという行為はその…

深夜1時

深夜の1時に思うのは、寝なきゃいけないなという事と、寝たくないなという事である。 寝なければ明日はやってこないのではないかと、そんな微かな期待を膨らませてしまう。 いや、わかってはいるのだ。 寝なくたって明日は来るし、明日を、特に明日の朝を気…

馬鹿げた話

少し、馬鹿げた話をしよう。 夢の中の私は、なんだか無敵なのである。 好きな人に挨拶なんかしちゃったのを茶化されて、その友達に傘で見事なフォームのバッティングを繰り出してしまったり。 階段を駆け下りている時には好きな人とのすれ違いざまに「ごめん…

大学一年、春

19回目の春が過ぎようとしている。 あっけなかったとか特に変わりもなくだとか言ってしまいそうになるけれど、こんなに何かが変わった季節など今までになく、そして将来が決定されてしまうこともなかった。 暫定トップの春である。間違いなく、紛うことなく…