都電有楽町線

大学生が徒然なるままにつらつらと。

サンマルクカフェ

駅前のサンマルクカフェに来ている。

 

後悔しかない。四ツ谷サンマルクはちょっと作業に向いていなかった。

 

 

 

まず隣の方から口笛の音がする。でも隣の人は吹いていない。どういうことだ。BGMなのか。だとしたらもう少しなんとかして欲しかった。

 

口笛のする方の隣は関西弁の大学生らしい。男子二人組だ。結構やばめのテスト前。一緒だ。同志だ。でもそのドンドン言わせてる貧乏ゆすりはやめてくれ。私もペンをクルクルさせるのやめるから。代数頑張れ。私も物理頑張る。

 

誰だ、いま口笛吹いたやつ。絶対BGMじゃないぞ。吹くならもっと上手に吹け。

 

反対の隣はお姉さんだ。ちょっとばかり育ちが悪いのか猫背で音を立てながらクッキーを頬張っている。可愛いのに勿体無いぞ。

 

正面のおじいさんはケータイを見ながらニコニコしている。なんと微笑ましいことか。これが平和主義がもたらした恩恵ということか。

 

隣のお姉さんはすごい角度でパソコンをいじりだした。すごい。すごいぞ。

 

「ぶっちゃけ夜中にさ、ファミレスとか行ったらめっちゃ捗りそうやな。あ、明日また会おうや。俺2限の後から空いてるから」隣の大学生たちはラブラブだ。私も混ぜて欲しい。

「こんなん作ってくれるの神やん。レジュメが神すぎて皆授業来ないっていうな。取れるやろこれは」

 

手元の物理のレジュメを見てみる。レジュメは悪くない。あの授業からしたら神だった。とても同じ人物が作っているとは思えない。悪いのはこちらだった。でも聞いてくれ。こんなはずじゃなかったんだ。こんなはずじゃ…

 

 

 

 

 

 

日曜日も3/4が過ぎている。

物理は明後日で、明日は西洋住居史と古典思想だ。

さあ、なんとかしなくてはならない。するかしないか、世界はその二択で出来上がっている。