都電有楽町線

大学生が徒然なるままにつらつらと。

第三回帰京

 

 

パッとしないこの世界を変えよう

紙とペンでは描けないような

素晴らしい世界が待っているはず

 

 

 

 

 

 

 

 

帰省して7日。

ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、一人暮らしが懐かしい。愛おしい。

 

起きたらお昼になっていて、

とりあえずフルグラを食べてバイトに行って、

バイト頑張った!って思いながらスーパーで馬鹿みたいに買い物をして、

夜は寝ないで眠れない誰かと駄弁って。

 

最近になってようやく、 “一人暮らしってなんて楽しいんだ!!” と思えるようになってきた。

あとはトースターとコーヒーメーカーを買うだけだ。

素晴らしい未来が待っている。

 

 

 

それと同時に、 “帰省できる田舎があるってなんて素晴らしいんだ!” とも思っている。

 

この前妹の課題を数問やった。

あっ、方べきの定理だ。と思った。

 

 

 

 

地元の自分と東京の自分がいて、どちらも同じ自分のはずなのにどこか違っていて。

最近ようやく東京で地に足をつけて生活している気がする。

今までは浮いていたのだ。5階にある自分の部屋と、12階の研究室のことばかり考えていたせいで。

 

良くも悪くも、東京の私もちゃんと私らしくなってきた。

アップデートが完了したみたいに、あるいは、データの移行が正常になされたみたいに。

 

 

 

 

 

 

 

パッとしないこの世界を変えよう

紙とペンでは物足りぬような

素晴らしい世界があるはず

 

 

 

 

 

 

 

どうやら世界は変えるものらしい。変わるものじゃないらしい。

 

一年前、紙とペンで描いていたのは増減表だったけど、いま描くべきは建築物のスケッチで、世界は確かに変わっているはずなんだけれど。

もしかして私が変えてしまったんだろうか。

このiPhoneの変換が最近おかしいのも、私が世界を変えてしまったからなんだろうか。

あり得るかもしれない。

 

 

 

 

 

気づかないうちに変えることができてしまうような世界で、紙とペンで表せないような世界で、何をしようかなと考える。

こんな素晴らしい世界なら、きっと何をやったって素晴らしい結果になるに違いない。

好きなことをしよう。好きなことだけしよう。

素晴らしい未来が待ってる。

 

 

そんなことを考える帰路。

大学生活なんて本当にクソみたいだけど、でもこの上なく楽しくて、世界って素晴らしいなって心の底から思っている。

大抵のことはどうにかなるのだ。死ぬこと以外はかすり傷って言葉は、大体正しいのだ。

だからとことん楽しもうじゃないか。

 

 

 

 

読者諸賢よ。

楽しめるのはあと少しかもしれないということを忘れてはならない。

 

 

 

 

 

 

 

パッとしないこの世界を変えよう

紙とペンでは描けないような

素晴らしい世界が待っている

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